神宮前 玉笑

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原宿と渋谷のちょうど中間に位置し、明治通りから少し入った地元の産土様である隠田神社の斜向かいにあります。玄関へ入る階段の手すりの竹の装飾と暖簾がなければそば店とは気がつきません。

ツレが18:30から19:20までカウンター席の予約が取れたというので初訪問して来ました。


IMG_367201.jpg玄関右側に個室があります。玄関を開けると右手に厨房見えます。
スタッフに名前を告げると左手の飲食スペースへ案内されました。テーブル3つと壁2面にカウンター席があります。入口に近いカウンター2席が私たちの今日の席です。


予約の際に持ち時間が50分と短いのでコースを頼まずにメニュー
から頼むことにしました。お願いしたのは、そば前につまみにしん、えびの味噌漬け焼き、そばがき、それに合う日本語ということで白隠正宗と〆には粗挽きせいろ、熱もりせいろです。

IMG_367301.jpgそば前のつまみ類は、各自テーブルで小皿に取り分けることが多いですが、こちらではめいめいに取り分けた形で提供されます。この配慮は嬉しいです。

つまみにしんは、6日間煮込んだというだけありよく炊かれています。付け合せの昆布などは旨味を吸って口の中でとろけます。ただ、自分の好みからすると甘めの味付けでした。

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えびの味噌漬け焼きは「全部食べられます。」とサーブされたので、頭からガブリといきました。これは美味しいです!

そばがきは、とてもソフトで滑らかな口当たりでした。自分はもう少し空気を入れて混ぜたモチっとした食感のそばがきが好みです。

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粗挽きせいろは、やや太めで色黒のそばの中にホシが散らばって、美しいそばです。まず、そばのみを味わうとまず強いコシを感じます。香りはこれぞ粗挽きのという見たよりもはほのかなです。つゆは甘めで鰹の出汁が効いています。粗挽きとしては喉越しは滑らかで美味しいのですが、そばの香りが強い出汁で消されてしまっている印象を私は受けました。

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蓋付きのせいろで提供される熱もりせいろは、
蓋をとると湯気が立ちのぼり、その向こうに幅広のそばが顔を出します。麺だけで頂くと熱いためか粗挽きよりもそばの香りがします。溶いておいた卵に少々つゆを注ぎ、そばを食べるととても美味しく頂けます。しかし、先ほど感じたそばの香りはあまりなく、これ自体が計算された一品という気がしました。

そばを食べ終わるとちょうど19:20です。そば茶を頂いて、お会計をすると7千円と少し。作り手の手間暇に場所柄を考慮するとCPはそんなには悪くないと思います。

どなたかが蕎麦の旨さは引き算の旨さだと書いてあり、私もその言葉に納得をしましたが、玉笑は蕎麦で足し算の旨さを追求しているのでは?という印象を私は受けて、家路につきました。




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