郡山 蕎麦切りあなざわ

会津地方では、蕎麦の中心部分のさらしな粉を使って作る白い蕎麦をハレの日のご馳走として振る舞われてきたそうです。会津地方独特の技法で打ったご馳走蕎麦が郡山の「蕎麦切り あなざわ」でいただけると聞き、行ってきました。

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2008年に現在の場所に新築移転したそうです。お店は、和モダンな造りでご馳走蕎麦をいただくのにふさわしい雰囲気です。また、隣には源義経の愛妾・静御前をお祀りした静御前堂もあります。

店内もゆったりと席が配置され、窓が大きく、明るく開放的な雰囲気です。
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 お願いしたのは、このお店の自慢の逸品である極上蕎麦切りに鴨汁がついた「鴨汁蕎麦切り膳」と食べ比べをしてみたいと「もりそば」、「そばがき」に会津の伝統的郷土料理「にしんの山椒漬け」です。

DSCN256301.jpg最初に極上蕎麦切りが運ばれてきました。「風味が落ちないうちにお早目にお召し上がりください。」とのことです。

ビジュアル的にも綺麗でハレの日の蕎麦という雰囲気を醸し出しています。まず、何もつけずに蕎麦だけをいただきます。口に入れるとふぁ~とほのかな甘みが広がり、喉越しも良いです。ご主人の蕎麦打ちの技量が高いことが素人でもわかります。

ふたくち目は、少し噛んで味を確かめると蕎麦本来の甘みをいっそう感じます。次は、つゆを少しつけて食べてみます。つゆは、かえしが強いわけではありませんが、出汁のとのバランスが良いつゆです。しかし、つゆの甘さで極上蕎麦切りの甘さが霞んでしまいます。私は、何もつけない方が好きです。もしくは水蕎麦で食べてみたいと思いました。

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 もりそばは、石臼挽きだそうです。会津地方の蕎麦は甘皮部分をあまり入れずに挽くと聞いた覚えがありますが、この蕎麦がそのように挽いた蕎麦なのでしょうか?確認し忘れたので定かではありません(^^ゞ

蕎麦の風味に加え、甘さもほのかに感じる美味しい蕎麦です。もりそばの方がこちらのつゆとの相性が良いと感じました。

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 蕎麦を半分ほど食べた頃に鴨汁が到着しました。香りがとても良いのが印象的です。

 汁をひとくち飲むと鴨の旨味とねぎの甘さのあとからライムの爽やかな香りが口中に広がります。次に蕎麦猪口に汁を入れて極上蕎麦切りとざるそばを味わってみましたが、どちらも汁と喧嘩せずにお互いの良さを引き立てあう絶妙なバランスを感じました。

 あとから届いたそばがきを少しちぎって食べても美味しいと案内されたので、仰せに従うと蕎麦とはまた違った美味しさを実感しました。

DSCN257001.jpg にしんの山椒漬けは、山椒でスモークしたにしんを食べているようでした。さらし玉ねぎと一緒に食べるとさらに美味しさが増します。お酒がほしくなる品です。(笑)

 海から遠い会津の地で、山椒の特性を利用し腐敗を防ぎ、にしんの生臭さを取り除き、味のアクセントを付けるという、先人の知恵には本当に頭が下がります。

DSCN257201.jpg 最後にそばがきがやってきました。私は、そばがきを勝手にもちもち系ととろとろ系に大別しているのですが、こちらはとろもち系です。とろけるような食感のあとにもちっとした食感も加わります。

タレが2つついてきましたが、色の薄い方が辛つゆで濃い方が糖蜜です。山葵を少しのせて辛つゆで食べ、鴨汁で食べ、最後に糖蜜でデザート代わりに頂きました。どれも美味しい!

郡山で会津の伝統料理が食べられて、とても満足しました。




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